2010年4月28日の日経新聞に、Web会計システムが紹介されました。 → 記事

開発経緯

福島県の漁協においては、昭和60年より漁協販売管理システムを皮切りに、会計システム、貸付借入システム、貯金システム、 購買管理システム等の県内漁協で利用できる統一システムを弊社が受託して開発をしてまいりました。
平成16年には、相馬双葉地区7漁協が合併したことを受け、各支所の試算表データを月1回通信により本所に送信し、 全支所の合算試算表の作成と合算そのデーターを支所に還元するネットワークシステムの構築をいたしました。
しかしながら、各支所のシステムが単独に稼動し、月一度の試算表データの合算のみでは漁協の一体化と業務改善が進まず、 業務の本所への統合化が課題になってまいりました。
とりあえず、会計情報のWebシステム化により本所にリアルに統合することになり、平成19年7月より開発に入り、平成20年4月より本稼動、 トラブルなく順調に推移しています。

Web会計システムの特徴

  • 科目体系は5レベルの階層と補助簿を有します。
  • 仕訳入力は伝票形式で項目単位に妥当性チェックをするカーソル制御がされ、エンターキーでのエントリーが可能で高い操作性を有します。
  • 作表はすべてPDFによる罫線入りの見やすい帳票です。
  • 日計表、試算表等の帳票は、支所単位と合算指定が出来ます。
  • PDF帳票では、プログラム制御マスターにパスワード設定の指定をした場合、 ログインした担当のパスワードを自動的に付します。これによって、セキュアな文書システム構築が可能です。
  • 権限マスターにより、担当者別にどのプログラムの操作が可能かを設定できます。
  • パソコンへの会計システムのインストールが必要なく、パソコンのトラブルがあっても別なパソコンで即対応が可能です。
  • リアルに全支所の詳細な会計情報の把握が可能になります。

ユーザー紹介

(画像クリックで、別窓・原寸表示されます)
ユーザー名 相馬双葉漁業協同組合原釜支所様
組合員数 正:942人 准:189人
職員 72名
主な漁業 底曳網・刺綱・船曳網・貝桁網
事業概要 販売:77億円・貯金:60億円・貸付金:3.3億円
(うち他港水揚:3.1億円)
漁家世帯数 841戸
隻数 周年稼動船 593隻
組合特徴 本所の相馬原釜を中心に沿岸漁業が盛んであり、極めて魚種に富んでいます。 特に相馬原釜においては一日当たり競り件数が5,000〜10.000にもなる、データ件数では日本でも有数の組合です。
また、競りデータを紙に書かず、直接携帯パソコン入力システムを開発したり、 今回のWebシステムへの取り組みをするように、絶えず先進的な試みを進めています。
産直事業 直接消費者へ新鮮で安くをモットーに、直売事業を手がけています。魚種も多いので、利用者より好評を得ています。ぜひ、贈答用として御利用下さい。
問合せ先: TEL 0244-64-2882  FAX 0244-38-6556

Web会計システムデモ