このたびASP(Application Service Provider)型のシステムを開発する事になりJavaアプレットでの作成を行うことになりました。
ただしJavaを使うのは初めてで、漠然とWebアプリケーションを開発しようと思っても、どうすればいいのかまったく検討もつかず、あまりのハードルの高さにそこへ到達する手順さえつかめない状況でした。 そのような中でWebロボを紹介していただきジェネレーターというものに初めて触れさせていただきました。 私の場合は4日間ほどの講習を受け、基本的な知識と操作手順を覚えることで、Webブラウザ上で動作するアプリケーションを作成することが出来ました。
初めて使用する言語でアプリケーションを作成するにあたり、わずか数日の講習で"Hello World"レベルではなく、アプリケーションレベルのものが作成できるようになったという事は驚くべき体験でした。
また標準として用意されているパターンを越えた、複雑なアプリケーションを作成する場合においても、自動生成時にJavaソースも合わせて出力される為、ソースへ直接手を入れてジェネレーターの枠を越えて自由に修正することもできます。 しかも自動生成により、標準化された見やすく分かりやすいソースが出力されるので、それを元に効率よく技術取得していく事ができました。
システム開発を行う現場では、日々の作業に追われ新しい技術を取得する時間が取れず、標準化されていないソースを担当者同士で四苦八苦しながら時間を掛けて解析や修正を行う事が少なくありません。
そのような中へWebロボを投入する事で、自動生成による「開発体系の標準化」「大幅な開発コスト削減」「Java言語取得補助」といった効果が期待できるので、非常に現場に有益なシステムであると感じました。 今後もWebロボによる開発を行うことで、開発体系の標準化を進め効率化し、さらに自分の技術力を高めて行きたいと考えています。
株式会社トスバックシステムズ 東京支店
真鍋 弘昭